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Wear OS by Google デベロッパー プレビュー

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この記事は Wear OS by Google リード デベロッパー アドボケート、Hoi Lam による Android Developers Blog の記事 "Wear OS by Google developer preview " を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。


本日(*原文公開当時)、Wear OS by Google のデベロッパー プレビューがリリースされ、Android P のプラットフォーム機能がウェアラブルに導入されます。このデベロッパー プレビューには、アップデートされた公式 Android Emulator システム イメージと、ダウンロード可能な Huawei Watch 2 Bluetooth や Huawei Watch 2 Classic Bluetooth 用のシステム イメージが含まれています。この第 1 弾リリースは、デベロッパーのみを対象としています。日常的な使用やユーザーの使用を想定したものではありません。そのため、手動でのダウンロードと書き込みによってのみ入手できます。リリースノートで既知の問題を確認してから、端末でダウンロードと書き込みを行ってください

このリリースでデベロッパーに注目していただきたい機能は、以下のとおりです。
  • 非 SDK メソッドおよびフィールドに関する制限: アプリの互換性を向上させるため、Android P では非 SDK メソッドおよびフィールドに対するアクセスを制限する処置が開始されています。デベロッパーは、そのようなアクセスを回避するための移行計画を立てる必要があります。一般公開されている内容にあてはまらないケースについては、お知らせください
  • Dark UI システムテーマ: 今年初めより、視認性向上のため、Wear OS の通知ストリームやシステム ランチャーの UI テーマは、背景色が暗いブラック系に切り替わっています。システムテーマでもこの色がデフォルトになるので、Wear アプリの視認性が向上するはずです。デベロッパーは、変更後のアプリの UI アクセシビリティについて確認する必要があります。
  • バックグラウンド アクティビティの制限: 電力効率を高めるため、時計が充電されている場合を除き、アプリはバックグラウンドで動作できなくなります。Wear OS では、Android のアプリ スタンバイ機能により、他のフォーム ファクタよりも制限が強化されている点に注意してください。なお、現在ユーザーが選択しているウォッチフェイスウォッチフェイスの追加機能などは例外です。この機能は、デベロッパー プレビューで徐々に公開されます。そのため、すぐに端末で効果を確認できない場合もありますが、バックグラウンド サービスを削除した適切なアプリを構築する必要があります。
  • 身につけていない場合、無線通信をオフ: 電源効率を高めるため、長時間時計を身につけていないことが検知されると、Bluetooth、Wi-Fi、携帯用無線通信がオフになります。この機能も徐々に公開される予定なので、最初のうちは端末上で効果を確認できない場合があります。この機能によって開発プロセスが難しくなる場合は、adb 経由で機能を無効化することもできます。リリースノートの手順に従ってください。
  • BT に接続されていない場合、Wi-Fi をオフ: 電源効率を高めるため、端末は Bluetooth に接続されていない場合に Wi-Fi に自動接続しなくなります。アプリが高帯域幅ネットワークをリクエストしている場合や、時計が充電されている場合などは例外です。この機能は徐々に公開される予定なので、最初のうちは端末上で効果を確認できない場合があります。

フィードバックをお待ちしています


このプレビューにはいくつかのアップデートが行われ、その後、最終的な製品版がリリースされる予定です。見つけたバグは、Wear OS by Google の Issue Trackerからお送りください。早く送っていただければ、それだけ最終リリースにバグの修正が含まれる可能性が高くなります。



Reviewed by Yoshifumi Yamaguchi - Developer Relations Team

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