この記事は ソフトウェア エンジニア、Nate Fischer による Chromium Blog の記事 "Protecting WebView with Safe Browsing" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
Google セーフ ブラウジングは、2007 年よりあらゆるウェブのユーザーをフィッシングや不正なソフトウェアから守り続けています。この機能は、PC やモバイル プラットフォームでますます増加している脅威のほか、望ましくないソフトウェアからも 30 億台以上の端末を保護しています。2018 年 4 月の WebView 66 のリリースより、Google Play プロテクトによってデフォルトで WebView にセーフ ブラウジングが適用されることをお知らせします。
WebView を使っている Android アプリのデベロッパーは、何も変更しなくてもこの保護を受けられます。WebView のセーフ ブラウジングでは Android 版 Chromeと同じ基盤テクノロジーが使われており、Android 8.0(API レベル 26)以降で利用できます。セーフ ブラウジングがトリガーされると、アプリには警告が表示され、ネットワーク エラーが返されます。API レベル 27 以降でビルドされたアプリは、新しいセーフ ブラウジング用 APIを使ってこの動作をカスタマイズできます。
セーフ ブラウジングによって危険なサイトが検知された際に表示される警告の例。警告のスタイルや内容は、WebView のサイズによって異なります。
セーフ ブラウジングのカスタマイズや制御の詳細については、Android API ドキュメントをご覧ください。最新のベータ版 WebView を使ってセーフ ブラウジング テスト URL(chrome://safe-browsing/match?type=malware)にアクセスすると、すぐにアプリをテストできます。
Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team
Google セーフ ブラウジングは、2007 年よりあらゆるウェブのユーザーをフィッシングや不正なソフトウェアから守り続けています。この機能は、PC やモバイル プラットフォームでますます増加している脅威のほか、望ましくないソフトウェアからも 30 億台以上の端末を保護しています。2018 年 4 月の WebView 66 のリリースより、Google Play プロテクトによってデフォルトで WebView にセーフ ブラウジングが適用されることをお知らせします。
WebView を使っている Android アプリのデベロッパーは、何も変更しなくてもこの保護を受けられます。WebView のセーフ ブラウジングでは Android 版 Chromeと同じ基盤テクノロジーが使われており、Android 8.0(API レベル 26)以降で利用できます。セーフ ブラウジングがトリガーされると、アプリには警告が表示され、ネットワーク エラーが返されます。API レベル 27 以降でビルドされたアプリは、新しいセーフ ブラウジング用 APIを使ってこの動作をカスタマイズできます。
セーフ ブラウジングによって危険なサイトが検知された際に表示される警告の例。警告のスタイルや内容は、WebView のサイズによって異なります。
セーフ ブラウジングのカスタマイズや制御の詳細については、Android API ドキュメントをご覧ください。最新のベータ版 WebView を使ってセーフ ブラウジング テスト URL(chrome://safe-browsing/match?type=malware)にアクセスすると、すぐにアプリをテストできます。
Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team