この記事は Mike Pegg(Head of developer relations, Google Maps Platform) による Google Maps Platform Blog の記事 "Supporting not-for-profit COVID-19 response efforts with Google Maps Platform credits" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が拡大し続ける中、人々を勇気づけようとする取り組みがデベロッパー コミュニティによって行われています。こうした取り組みをサポートするため、Google は、非営利のプロジェクトにて公開予定の COVID-19 関連のウェブサイトやモバイルアプリに対して、Google Maps Platform クレジットの申請に対する手続きを迅速化しました。非営利活動をするデベロッパーや非営利団体がこの取組みを通じてクレジットの利用を申請すると、資格要件を満たすサイトであるかなど Google 担当者が審査します。その地域にとって有効で求められるサービスの提供を早急に開始しようとしているデベロッパーの皆様、こちらのデベロッパー リソースハブにアクセスして詳細をご確認ください。
開始手順
- デベロッパー リソースサイトで資格要件について詳細をご確認ください。信頼できる情報源(例:米国疾病予防管理センター (CDC)、世界保健機関 (WHO)、国や地方の保健機関)から正規のサービスを提供したり、情報を提供するウェブサイトやアプリが対象となります。
- Google Cloud Platform のアカウントを作成します。
- プログラムのクレジット管理には、請求先アカウントが必要となりますので、請求先アカウントを設定してください。
- 申請書を提出します。
- 使用したい Google Maps Platform API や SDK を有効にします。
- Google Maps Platform の利用に際し、認証で使用する API キーを作成します。
緊急時対応のユースケースで使用できる API と SDK
Google Maps Platform に含まれるすべての API と SDK は、緊急時対応や救済プロジェクトで有効ですが、関連性のあるユースケースで使用できる API や SDK を素早く特定できるように早見表をまとめました。ユースケース : 検査所などの場所を地図上に表示したい ウェブ用 : モバイル用 :
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ユースケース : 通常の営業時間とは異なる店舗の営業時間帯を知りたい顧客に向けて、店舗情報を地図上に表示したい | |
ユースケース : 信頼できる情報源のデータに基づき、回復症例をヒートマップ(色分けした地図)で表示したい ウェブ用 : モバイル用 : | |
ユースケース : 300 以上の信頼できる情報元から医療または公益の大規模なデータセットを視覚化したい ウェブ用 : | |
ユースケース : 最寄りの地域医療センターなどの場所を検索できるようにしたい ウェブ用 :
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ユースケース : 非営利の病院が医療サービスを提供できるように支援したり、患者を最寄りの検査所へ行けるよう案内したい ウェブ用 : モバイル用 : |
開発の際に技術的な質問がある場合は、テクニカル ドキュメントや StackOverflowをご確認いただくか、サポートページからご連絡ください。繰り返しになりますが、デベロッパー リソースハブのサイトから Google Maps Platfrom のクレジットを申請してください。
COVID-19 に対する Google Maps Platform コミュニティの活動については、今後も継続して発信していく予定です。Google Maps Platform に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。ご質問やフィードバックはページ右上の「お問い合わせ」より承っております。