この記事は Adam Ohren による Google Ads Developer Blog の記事 "Target Spend Migration for Maximize Clicks Bid Strategies" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
2021 年 1 月 18 日より、サポートが終了した target_spend
設定を使用し続けている「クリック数の最大化」入札戦略の移行が開始され、1 日のキャンペーン予算ペースが使われるようになります。これは、昨年の「クリック数の最大化」での target_spend フィールドのサポート終了に伴うものです。サポートが終了すると、ユーザーは Google 広告で、target_spend
設定を持つ「クリック数の最大化」戦略を新しく作成できなくなります。
変更事項
この変更によって発生する可能性があるパフォーマンスへの影響を最小限に抑えるため、今回の移行の一環として、target_spend
設定を使い続けている「クリック数の最大化」入札戦略の上限クリック単価が減少する可能性があります。これにより、以下の API フィールドが影響を受けます。
2021 年 1 月 18 日の移行の一環として値が減少する可能性があるフィールド: | |
AdWords API | Google Ads API |
TargetSpendBiddingScheme.bidCeiling | TargetSpend.cpc_bid_ceiling_micros |
対応方法
2021 年 1 月 18 日までにキャンペーンの入札戦略から目標予算の設定を削除することにより、上記の変更を回避できます。これを行うには、存在するすべての「クリック数の最大化」入札戦略で以下のフィールドの設定を解除(値を 0
に設定)します。
移行を回避するために設定を解除(0 に設定)するフィールド: | |
AdWords API | Google Ads API |
TargetSpendBiddingScheme.spendTarget | TargetSpend.spend_target_micros |
ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムまたは googleadsapi-support@google.comにご連絡ください。
Reviewed by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team