Posted by Developer Relations Team
[Google 日本語入力チームのソフトウェア エンジニア、松崎剛士から Google 日本語入力のアップデートについての寄稿をもらいました。- Developer Relations Team]
日付を記入するとき未だに「2012 年」と書いてしまう今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日、Android 版 Google 日本語入力をアップデートしたことをお知らせします。既に Google 日本語入力をお使いの場合は通知バーに通知が出ますので、アップデートしていただくようお願いします。Google Play にて Google 日本語入力の自動更新を有効にしている場合は、自動で更新されます。
今回の主な変更点は以下の通りです。
UI 全体について
[Google 日本語入力チームのソフトウェア エンジニア、松崎剛士から Google 日本語入力のアップデートについての寄稿をもらいました。- Developer Relations Team]
日付を記入するとき未だに「2012 年」と書いてしまう今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、本日、Android 版 Google 日本語入力をアップデートしたことをお知らせします。既に Google 日本語入力をお使いの場合は通知バーに通知が出ますので、アップデートしていただくようお願いします。Google Play にて Google 日本語入力の自動更新を有効にしている場合は、自動で更新されます。
今回の主な変更点は以下の通りです。
UI 全体について
- スキン機能を追加しました。
- 既定の配色をオレンジ/ライトグレーからブルー/ライトグレーに変更しました。
- 記号画面のデザインを変更しました。
- キーボード折り畳みボタンのデザインを変更しました。
- 変更前
- 変更後
- 設定画面の構成を変更し、より簡単に設定が行えるようにしました。
- 特に設定しない限り、縦画面時と横画面時で共通の設定を使うようにしました。設定画面の「ソフトウェアキーボードの詳細設定」の項目から、これまでどおり個別に設定することも可能です。
- QWERTY 配列にカーソルの右移動キーと左移動キーを新たに配置し、カーソル移動キーを廃止しました。
- キーボードの高さを調節できるようにしました。
- 画面の幅が一定以上に大きい端末において、キーボードを左右どちらかに寄せて表示する機能を追加しました。
- タブレット端末のように画面の幅がさらに大きい場合は、アプリケーションが画面全体に表示され、その上にソフトウェアキーボードが表示されるようになります(Android 3.0 以降のみ)。
- 設定画面で全幅/右寄せ/左寄せのうちから 1 つ設定できます。初期状態ではこれまでどおり全幅で表示します。
- キーボードの横にある「>」の字型のアイコンを押すことでキーボードを寄せる位置を変更できます。
- 入力補正機能を追加しました。
- 画面をタッチした位置や言語モデルに基づいて、ミスタイプと思しき場合には補正後の候補が表示されます。
- ソフトウェアキーボードでひらがなを入力している状態でのみ有効です。
- 設定画面で有効/無効の切り替えができます。
- 自動部分確定機能を追加しました。
- 長い文を入力している際に、先頭の文節だけを対象にした変換候補も自動的に表示します。
- Unicode 絵文字を変換候補に追加しました(Android 4.1 以降のみ)。
- キャリア絵文字を変換候補に追加しました。
- ケータイ配列のひらがな入力状態にて、入力キーに対応した日時の変換ができるようになりました。
- 例: 「あかあか」と入れると、「1212」に加えて「12月12日」「12時12分」といった候補が出てきます。
- ケータイ配列のアルファベット入力状態にて、ひらがな入力状態と同様に入力キーに対応した数字と日時の変換ができるようになりました。
- 例: 「@a@a」と入れると、「1212」「12月12日」「12時12分」といった候補が出てきます。
- 自動かな修飾変換の有効/無効を、設定画面で切り替えられるようにしました。
- 有効の場合はケータイ配列で「かつこう」と入力すると変換候補として「学校」が表示されますが、無効だと表示されません。
- 既定では有効になっています。
- 辞書を更新しました。
- マッシュルームに対応しました。字種切り替えキーを長押して起動します。
- バイブレーションの長さを設定できるようにしました。
- 操作音の大きさを設定できるようしました。
- ハードウェア キーボードで Ctrl キーなどの修飾キーが正しく処理されていなかった問題を修正しました。
- Android 4.2 以降のマルチユーザ機能を有効にしていたときに、管理者以外のユーザでユーザ辞書の編集や学習結果の保存ができなかった問題を修正しました。