[この記事は Jen Harrington、Google Maps API プロダクト マネージャーによる Geo Developers Blog の記事 "The place picker gets a new signal from Bluetooth beacons" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
Google Play サービス 7.8 では、Places API for Androidの Place Pickerが、ビーコンからの信号を使用しデバイスの現在位置を特定します。
Place Picker は、場所、住所、地図上の場所など、ユーザーが理解できる言葉で現在位置のやりとりを行うための優れた UI ウィジェットです。Proximity Beacon APIを Google のビーコン プラットフォームの一部として起動すると、Bluetooth Low Energy (BLE) ビーコンによってデバイスに新しいコンテキスト信号が提供されます。ユーザーのデバイスが Proximity Beacon APIによって登録されたビーコンの近くにある場合、ビーコンに関連付けられた PlaceId がデバイスで使用できる他の信号と組み合わされます。この強力な信号は、Place Picker でユーザーに表示される候補のランク付けに使用されます。

アプリで既に Place Picker を使用している場合、この統合は無料です! また、Place Picker を実行するために ACCESS_FINE_LOCATION が既に要求されているため、ユーザーがさらにパーミッションを要求されることはありません。Place Picker ではビーコンをリッスンするために BLE テクノロジーが使用されます。この変更によって影響を受けるのは、デバイスの Bluetooth を既にオンにしているユーザーに対する場所の推測だけです。これによって Bluetooth がオンになったり、Bluetooth をオフにしているユーザーに、オンにするよう指示することはありません。
自分のビーコンを展開する場合は、デベロッパー ドキュメントの簡単なチュートリアルを参照してください。
Posted by Yoshifumi Yamaguchi - Developer Relations Team