[この記事は Laurence Moroney、デベロッパー アドボケートによる Android Developers Blog の記事 "Google Play services 8.1: Get ready for Marshmallow!" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
Google Play 開発者サービス 8.1 のロールアウトが完了し、デベロッパーの皆さんと共有するべき新しい情報がたくさんできました。
バージョン 8.1 より前の Google Play 開発者サービス SDK が使用されているアプリでは、この最新バージョンにアップデートして、Android 6.0 と完全な互換性を保てるようにする必要があります。これにより、アプリにとって適正なパーミッション フローを管理することや、潜在的な接続障害を回避することができます。詳細および、最高のユーザーエクスペリエンス実現に向けアプリがすべきことを示したステップバイステップのガイドについては、Android Developers サイトのこちらのブログ投稿をご覧ください。
Posted by Yoshifumi Yamaguchi - Developer Relations Team
Google Play 開発者サービス 8.1 のロールアウトが完了し、デベロッパーの皆さんと共有するべき新しい情報がたくさんできました。
Marshmallow のパーミッション
Android 6.0 (Marshmallow) では、実行時のアプリのパーミッションをユーザーが管理できる新しいパーミッション モデルを導入しています。アプリ開発者として、このモデルを採用し、アプリが必要とするパーミッションをユーザーがより効果的にコントロールできるようになることは極めて重要です。詳細はこちらをご覧ください。バージョン 8.1 より前の Google Play 開発者サービス SDK が使用されているアプリでは、この最新バージョンにアップデートして、Android 6.0 と完全な互換性を保てるようにする必要があります。これにより、アプリにとって適正なパーミッション フローを管理することや、潜在的な接続障害を回避することができます。詳細および、最高のユーザーエクスペリエンス実現に向けアプリがすべきことを示したステップバイステップのガイドについては、Android Developers サイトのこちらのブログ投稿をご覧ください。
App Invites
App Invitesを使うと、既存の Android および iOS ユーザーが E メールや SMS のメッセージで自分の Google コンタクトをユーザーの作成したアプリに招待できるようになるので、アプリのオーディエンスを増やすことができます。Google Play 開発者サービス 8.1 には、カスタム画像やコールトゥアクションボタンのテキスト指定など、開発者が招待メールをカスタマイズできる機能があり、アプリに招待することでユーザー エンゲージメントを向上させ、コンバージョンの増加を図ることができます。マップのアンビエント モード
Android Wear にはアンビエント モードという機能が実装されていて、アプリを使用していないときでもアプリを表示できます。Google Play 開発者サービス 8.1 では、Google Maps Android APIがアンビエント モードに対応しました。このモードでは、シンプルなモノクロ調でマップが表示されます。点灯するピクセルの数が少なくなるため消費電力を抑えることができますが、カメラとズーム レベルの設定はそのまま変わらず、ユーザー コンテキストも保存されます。アンビエント モードについての詳細は、こちらのブログ投稿をご覧ください。Nearby のステータス リスナー
Google Nearby で、近接デバイスと簡単に通信できるようになります。Google Play 開発者サービスの新機能を使えば、有効な Nearby のパブリッシュやサブスクライブの期限が切れると、アプリでコールバックを受け取れます。これにより TTL の追跡が不要になり、アプリの UI で Nearby が有効かどうかを正確に表示させることができます。Play ゲームの Player Stats API
新しい Play ゲームの Player Stats APIを使えば、もっと楽しくスマートなゲームをビルドできます。特定のプレイヤー層や、ライフサイクルのステージに合わせてユーザー エクスペリエンスを調整でき、しばらくゲームをプレイせず、また戻って来た貴重なプレイヤーには、特別な「お帰りメッセージ」を表示したり、特典を与えたりできます。コードが使用不能になる恐れのある変更
このリリースでは、GoogleApiClient および PendingResult にいくつか変更が加えられました。抽象クラスを作成できるようになり、既存のコードが使用不能になる場合があります。これらの変更についての詳細と、対処方法はリリースノートをご覧ください。SDK を今すぐ入手!
Android SDK Manager から Google Play 開発者サービス SDK をダウンロードして、今すぐ開発を開始できます。Google Play 開発者サービスや利用可能な API の詳細については、Google デベロッパーのドキュメントをご覧ください。Posted by Yoshifumi Yamaguchi - Developer Relations Team