[この記事は Megan Boundey, Product Manager, Google Maps Mobile APIs による Geo Developer Blogの記事 The new Google Maps SDK for iOS includes bitcode support, new events and more"" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
米国時間 11 月 30 日、Google は Google Maps SDK for iOS 1.11(英語)をリリースいたしました。このバージョンでは、ビットコード(Bitcode)(英語)への対応や新たなイベントの追加とともに、これまで Android SDK でしか提供されていなかったいくつかの機能が加わりました。
ビットコードは、AppStore にアップロードされるアプリの中間表現です。ビットコードにより、Apple は、プロビジョニング時に特定の対象デバイスのための最適化を行うことができます。
また、今回のバージョンアップでは、didLongPressInfoWindowOfMarker(英語)および didCloseInfoWindowOfMarker(英語)という2つのイベントを新たに追加しました。前者は、Maps SDK for iOS 対応アプリのユーザー操作に、iOS の長押しを活用できるようにするイベントです。後者は、ある特定のマーカーに関連付けられている詳細情報をユーザーが見たあとに、地図を縮小表示するようなプログラムを作成する際に特に便利です。
このほかにも、GMSMapViewDelegate(英語)および GMSPanoramaViewDelegate(英語)プロトコルにレンダリング開始および終了イベントを追加しました。レンダリング開始イベントは、タイルが要求された直後、またはラベルのレンダリング開始直後のトリガーとなります。また、終了イベントは、タイルおよび StreetView のパノラマのレンダリング完了時それぞれのトリガーとなります。
終了イベントは、アクティビティ インディケーターと併用することで、地図のレンダリングが完了したことを正確に表すことができます。この機能の使用方法を示したサンプル コードを紹介します(このサンプルでは、ユーザー エクスペリエンスを向上させるため SVProgressHUD(英語)も加えていますが、これは必須ではありません。)
Google Maps SDK for iOS 1.11 には、さらに以下の便利な新機能とバグ修正が含まれています。
詳しくはリリース ノート(英語)をご確認下さい。Google Maps SDK for iOS 1.11(英語)に早速アップデートしてみましょう。
Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps Solution Architect, Google Maps API for Work
米国時間 11 月 30 日、Google は Google Maps SDK for iOS 1.11(英語)をリリースいたしました。このバージョンでは、ビットコード(Bitcode)(英語)への対応や新たなイベントの追加とともに、これまで Android SDK でしか提供されていなかったいくつかの機能が加わりました。
ビットコードは、AppStore にアップロードされるアプリの中間表現です。ビットコードにより、Apple は、プロビジョニング時に特定の対象デバイスのための最適化を行うことができます。
また、今回のバージョンアップでは、didLongPressInfoWindowOfMarker(英語)および didCloseInfoWindowOfMarker(英語)という2つのイベントを新たに追加しました。前者は、Maps SDK for iOS 対応アプリのユーザー操作に、iOS の長押しを活用できるようにするイベントです。後者は、ある特定のマーカーに関連付けられている詳細情報をユーザーが見たあとに、地図を縮小表示するようなプログラムを作成する際に特に便利です。
このほかにも、GMSMapViewDelegate(英語)および GMSPanoramaViewDelegate(英語)プロトコルにレンダリング開始および終了イベントを追加しました。レンダリング開始イベントは、タイルが要求された直後、またはラベルのレンダリング開始直後のトリガーとなります。また、終了イベントは、タイルおよび StreetView のパノラマのレンダリング完了時それぞれのトリガーとなります。
終了イベントは、アクティビティ インディケーターと併用することで、地図のレンダリングが完了したことを正確に表すことができます。この機能の使用方法を示したサンプル コードを紹介します(このサンプルでは、ユーザー エクスペリエンスを向上させるため SVProgressHUD(英語)も加えていますが、これは必須ではありません。)
import UIKit
import GoogleMaps
class MapRenderingViewController: UIViewController {
@IBOutlet var mapView: GMSMapView!
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
mapView.delegate = self
}
// MARK: - GMSMapViewDelegate
func mapViewDidStartTileRendering(mapView: GMSMapView!) {
SVProgressHUD.showWithStatus("Loading tiles")
}
func mapViewDidFinishTileRendering(mapView: GMSMapView!) {
SVProgressHUD.dismiss()
}
}
Google Maps SDK for iOS 1.11 には、さらに以下の便利な新機能とバグ修正が含まれています。
- グラウンド オーバーレイの透過度をアルファ値で設定
- ポリゴン ホールへの対応
- ハイズーム時のカメラのチルト レンジを拡大
- Places のオート コンプリート機能を追加
詳しくはリリース ノート(英語)をご確認下さい。Google Maps SDK for iOS 1.11(英語)に早速アップデートしてみましょう。
Posted by 丸山 智康 (Tomoyasu Maruyama) - Google Maps Solution Architect, Google Maps API for Work