[この記事は Laurence Moroney、デベロッパー アドボケートによる Android Develoer Blog の記事 "Google Play services 9.0 updates" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
Firebase との統合を行っていた関係で、Google Play サービスをリリースしてから少し時間がたってしまいました。Firebase には、クロス プラットフォームで動作するモバイル アプリケーションの構築に利用できるおなじみの SDK が搭載される予定ですが、新しい SDK を含む Google Play サービスのアップデートも継続的にお届けする予定です。Firebase は Google Play サービス 9.0 を利用して構築されました。そこで、今回のリリースで利用できるようになったクールな新 API のいくつかを少しばかり掘り下げてみましょう。
ピアツーピアの Nearby Messages には、GoogleApiClient と接続する際にオプトイン ダイアログを表示するオプションが追加されます。これによって、Nearby パーミッションを取得するボイラープレートを大幅に削減できます。
今回の Google Play サービス 9.0 のリリースについての説明は以上です。新しい API の追加は今後も継続していきますので、このブログでのお知らせにご注目ください。
Posted by Takeshi Hagikura - Developer Relations Team
Firebase との統合を行っていた関係で、Google Play サービスをリリースしてから少し時間がたってしまいました。Firebase には、クロス プラットフォームで動作するモバイル アプリケーションの構築に利用できるおなじみの SDK が搭載される予定ですが、新しい SDK を含む Google Play サービスのアップデートも継続的にお届けする予定です。Firebase は Google Play サービス 9.0 を利用して構築されました。そこで、今回のリリースで利用できるようになったクールな新 API のいくつかを少しばかり掘り下げてみましょう。
広告
広告によって収益を得るアプリを構築している方向けに、8.4 からさまざまなアップデートを追加しました。まず、発行者がアプリの開始時に SDK を起動するための新しい初期化メソッド、そして新しいネイティブ広告フォーマットである Native Ads Express です。Native Ads Express では、発行者が広告ユニット用の CSS テンプレートでフォント、色、位置などのスタイル情報を定義できます。AdMob は、このようなテンプレートと見出しなどの広告素材を組み合わせ、最終的な広告を作成して NativeExpressAdView に表示します。デバイス外でカスタマイズ作業を行えるようになったことで、必要なモバイル コードが少なくなり、アプリを再デプロイせずにテンプレートをアップデートできます。Nearby
Nearby Messages での BLE ビーコンのスキャンは、継続的にアップデートされています。ACCESS_FINE_LOCATION が設定されているアプリは、追加のパーミッションなしに Nearby 経由でビーコンをスキャンできるようになります。デベロッパーの皆さんには、GoogleApiClient.connect() を呼び出す前に、アプリに位置パーミッションがあるかどうかを確認することを推奨します。スタートガイドはこちらです。ピアツーピアの Nearby Messages には、GoogleApiClient と接続する際にオプトイン ダイアログを表示するオプションが追加されます。これによって、Nearby パーミッションを取得するボイラープレートを大幅に削減できます。
Player Stats API
私たちは、Play Games Client SDK のアップデートも継続しており、Player Stat API の改善や Video recording API を公開しています。Player Stats API に予測アナリティクス機能を追加したので、どのグループのプレイヤーが頻繁に購入しているか、ゲームから離脱しそうなグループはどれかなどの状況を把握できるようになりました。また、新しい予測機能が近日中に追加されます。向こう 28 日間に購入が見込まれるプレイヤーの人数と、そのプレイヤーが多額の購入をする確率です。この予測が可能になると、予測によって特定したプレイヤーに対して、購入額やエンゲージメントが増えるようにエクスペリエンスをあらかじめ微調整することができるようになります。Player Stats API の詳細については、こちらをご覧ください。Video recording API
アプリ画面の録画が簡単にできるようになります。ごく簡単な手順で、録画ビデオを YouTube に投稿して友達とその動画を共有することもできます。また数か月後には、ライブストリーミング機能も追加される予定です。アプリファンは、YouTube を使って自分のプレイの様子をリアルタイムで放送することができるようになります。今回の Google Play サービス 9.0 のリリースについての説明は以上です。新しい API の追加は今後も継続していきますので、このブログでのお知らせにご注目ください。
Posted by Takeshi Hagikura - Developer Relations Team