[この記事は Nathan Martz、Daydream プロダクト マネージャーによる Google Developers Blog の記事 "VR at Google - Jump, Expeditions, and Daydream" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]
2 年前の Google I/O で、私たちは Google Cardboardを発表しました。これは、お手持ちのスマートフォンでバーチャル リアリティを体験するシンプルで楽しい方法です。それ以降、私たちは Expeditionsと Jumpによって Google の VR ファミリーを成長させ、今週(*原文公開当時)の Google I/O において、高品質のモバイル バーチャル リアリティ プラットフォームである Daydreamを発表しました。
さまざまな形状、サイズ、価格のカメラを実現するために、本日(*原文公開当時)、Jump エコシステムは2 件のパートナーシップを拡張します。まずは 4K アクションカムをベースにしたリグに関し Yi Technology 社と協力しています。今年後半に発売予定です。
Jump は、映画会社からも大きな関心が寄せられています。もちろん、最良のコンテンツを制作するには、絶対的に高品質な、映画品質のカメラが必要となります。このようなコンテンツの制作を支援するために、私たちは IMAX社と協力して超ハイエンドの映画品質 Jump カメラを開発しています。
Associated Press 社と Getty Images 社との新しいパートナーシップにより、学生は近いうちにより多くの場所を仮想的に訪れることができるでしょう。これらのパートナーは、高解像度の VR 画像を使った現在の出来事の Expeditions プログラムを提供する予定で、学生が世界で何が起こっているかを深く理解することを支援します。
私たちは多くのスマートフォン メーカーと協力して、Daydream 対応携帯端末の仕様を策定しています。これらのスマートフォンは、スムースで正確なヘッド トラッキングを行うための高性能センサー、にじみを最少化した高速レスポンス ディスプレイ、および強力なモバイル プロセッサを搭載し、VR エクスペリエンスを実現します。Daydream 対応携帯端末は、Android N の VR モードを利用します。このモードは、Android に組み込まれたバーチャル リアリティ向けの一連の強力な最適化です。
Daydream では、快適なヘッドセットと直感的なコントローラーのリファレンス デザインも作成しました。そして、Google でもこれらを作成しています。ヘッドセットとコントローラーは、ペアで使用してリッチで没入できるエクスペリエンスを提供します。コントローラーで VR をどのように操作するのか、ご覧ください。
あなたも、今日から Daydream 対応のアプリやコンテンツの制作を開始できます。Google VR SDK には C++ NDK が含まれるようになりました。Unreal または Unity を使用して開発している場合、Daydream は両方のエンジンでネイティブにサポートされます。Daydream デベロッパー サイトにアクセスすると、ツールを入手できます。さらに、Android N Developer Preview 3 では、Nexus 6P を Daydream デベロッパー キットとして使用できます。
これは、Daydream の始まりに過ぎません。私たちは、今後数か月このブログでより多くの情報を共有します。皆様と VR の次の章を作ることを楽しみにしています。
Posted by Takeshi Hagikura - Developer Relations Team
2 年前の Google I/O で、私たちは Google Cardboardを発表しました。これは、お手持ちのスマートフォンでバーチャル リアリティを体験するシンプルで楽しい方法です。それ以降、私たちは Expeditionsと Jumpによって Google の VR ファミリーを成長させ、今週(*原文公開当時)の Google I/O において、高品質のモバイル バーチャル リアリティ プラットフォームである Daydreamを発表しました。
Jump—クリエイターの手の中に、そしてより多くのカメラを
昨年の I/O では、美しい VR ビデオの制作を簡単にするカメラとソフトウェア、 Jump を発表しました。Jump カメラは現在、 Paramount Pictures、The New York Times、Discovery Communications といったメディア パートナーに使用されています。WEVR、Vrse、The Secret Location、Surreal、Specular Theory、Panograma、RYOT などのバーチャル リアリティ制作会社も、カメラを入手しています。私たちは、これらのクリエーターが、増え続ける VR ユーザーと共有するさまざまな没入型ビデオを見ることを楽しみに待っています。さまざまな形状、サイズ、価格のカメラを実現するために、本日(*原文公開当時)、Jump エコシステムは2 件のパートナーシップを拡張します。まずは 4K アクションカムをベースにしたリグに関し Yi Technology 社と協力しています。今年後半に発売予定です。
Jump は、映画会社からも大きな関心が寄せられています。もちろん、最良のコンテンツを制作するには、絶対的に高品質な、映画品質のカメラが必要となります。このようなコンテンツの制作を支援するために、私たちは IMAX社と協力して超ハイエンドの映画品質 Jump カメラを開発しています。
Expeditions — 1 年に 100 万人の学生
昨年、 Google Expeditions Pioneer Programを発表して以来、11 を超える国で 100 万人以上の学生が Expedition を体験しました。このプログラムでは、学生は 200 か所以上へのバーチャル リアリティ 旅行を体験できます。これには、バッキンガム宮殿、水中のグレート バリアリーフなどが含まれ、中学 1 年の Lance Teeselink 君の場合、世界で最も高いビルであるドバイのブルジュ ハリファを体験しました。Associated Press 社と Getty Images 社との新しいパートナーシップにより、学生は近いうちにより多くの場所を仮想的に訪れることができるでしょう。これらのパートナーは、高解像度の VR 画像を使った現在の出来事の Expeditions プログラムを提供する予定で、学生が世界で何が起こっているかを深く理解することを支援します。
Daydream — 高品質 VR をお手持ちの Android スマートフォンで
Daydream は、Google の高品質モバイル バーチャル リアリティ用の新しいプラットフォームで、この秋にリリースされます。将来的には、Daydream はさまざまな形状やサイズの VR デバイスを網羅する予定です。Daydream は、高品質 VR を Android スマートフォンで実現します。私たちは多くのスマートフォン メーカーと協力して、Daydream 対応携帯端末の仕様を策定しています。これらのスマートフォンは、スムースで正確なヘッド トラッキングを行うための高性能センサー、にじみを最少化した高速レスポンス ディスプレイ、および強力なモバイル プロセッサを搭載し、VR エクスペリエンスを実現します。Daydream 対応携帯端末は、Android N の VR モードを利用します。このモードは、Android に組み込まれたバーチャル リアリティ向けの一連の強力な最適化です。
Daydream では、快適なヘッドセットと直感的なコントローラーのリファレンス デザインも作成しました。そして、Google でもこれらを作成しています。ヘッドセットとコントローラーは、ペアで使用してリッチで没入できるエクスペリエンスを提供します。コントローラーで VR をどのように操作するのか、ご覧ください。
Daydream 対応のアプリやコンテンツの制作
バーチャル リアリティの最も重要な要素は、何を体験するかです。世界有数のコンテンツ クリエーターとゲーム スタジオは、それぞれのコンテンツを Daydream に持ち込もうとしています。Google Play ムービー、ストリート ビュー、Google フォト、YouTubeなど、お気に入りの Google アプリも Daydream 対応となるでしょう。あなたも、今日から Daydream 対応のアプリやコンテンツの制作を開始できます。Google VR SDK には C++ NDK が含まれるようになりました。Unreal または Unity を使用して開発している場合、Daydream は両方のエンジンでネイティブにサポートされます。Daydream デベロッパー サイトにアクセスすると、ツールを入手できます。さらに、Android N Developer Preview 3 では、Nexus 6P を Daydream デベロッパー キットとして使用できます。
これは、Daydream の始まりに過ぎません。私たちは、今後数か月このブログでより多くの情報を共有します。皆様と VR の次の章を作ることを楽しみにしています。
Posted by Takeshi Hagikura - Developer Relations Team