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Android Things Developer Preview 4

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この記事は IoT デベロッパー アドボケート、Wayne Piekarski による Android Developers Blog の記事 "Android Things Developer Preview 4" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。 
 
太平洋夏時間 5 月 16 日、Android Thingsの Developer Preview 4(DP4)をリリースしました。これにより、サポート対象ハードウェアおよび機能の追加とバグの修正がプラットフォームに反映されます。Android Things は、Android デベロッパーが迅速にスマート端末を構築し、Google が提供するボードサポート パッケージ(BSP)を利用して、シームレスにプロトタイプから本番環境に拡大できるようにすることを目指しています。  
 
AIY Projects と Google Assistant SDK 
 
今月初め、私たちは AIY Projectsとの提携を発表し、Android Things が Raspberry Pi をベースとした Voice Kitに対応しました。Developer Preview 4 では、すべての Android Things 認定の開発ボードで Google Assistant SDKをサポートするために必要なドライバが提供されます。詳細は、サンプルの説明をご覧ください。  
 
新しいハードウェアとドライバのサポート 
 
i.MX6UL よりもパフォーマンスに優れながら、低電力の SoM(System on Module)設計を採用している NXP i.MX7D用の新しいボードサポート パッケージを追加します。Peripheral I/O APIには Inter-IC Sound Bus(I2S)のサポートが追加され、I2S バスで接続されたサウンド ハードウェアのユーザー スペースに、オーディオ ドライバを書き込めるようになりました。AIY Voice Kit のサンプルで、この I2S のオーディオ サポートの使い方を説明しています。また、実行時にデベロッパーが Bluetooth プロファイルを有効 / 無効にできる機能も提供しています。  
 

NXP i.MX7D System on Module

 
製品版ハードウェア サンプル 
 
Android Things は、デベロッパーが市場にリリース可能な端末を開発できるようサポートに特に力を入れています。それには、Android Things SoM(System on Module)上で実行するソフトウェアだけでなく、カスタム ハードウェアの構築も含まれます。この取り組みの一環として、ハードウェアとソフトウェアの連動の実例となる製品サンプル シリーズの第 1 弾となる Edison Candle をリリースしました。コードは GitHubに、ハードウェアの設計ファイルは CircuitHubにありますので、第三者企業もそれらを利用し簡単に製造することができます。  
 
Edison Candle サンプルのソース概略図

 
以前の Developer Preview にフィードバックを送ってくださったデベロッパーの皆さま、ありがとうございました。バグレポート機能リクエストによって今後も引き続きフィードバックをお願いします。質問はどんなものでもかまいませんので、stackoverflowにお寄せください。Developer Preview 4 のイメージは、Android Things ダウンロード ページに、変更点はリリースノートからご覧いただけます。最新情報やアイデアを話し合うことができ、4,900 名以上のメンバーが参加している Google+ の Google IoT デベロッパー コミュニティにも参加できます。Google I/O でも、Android Things と IoT に関する多数のセッションを行いました。YouTube にある Google I/O 2017 のプレイリストから動画をご覧ください。  
 
Posted by Takeshi Hagikura - Developer Relations Team

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