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Google Drive の監査ログでアプリの利用状況を特定

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この記事は Google Drive プロダクト マネージャー、Rio Akasaka、G Suite デベロッパー アドボケート、Wesley Chun(@wescpy)による G Suite Developers Blog の記事 "Identifying app usage in your Google Drive audit logs" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

G Suite 管理者(または管理者向けのアプリを作っているデベロッパー)にとって重要なのは、企業で社員が使っているさまざまなアプリやそのアクセス状況について理解しておくことです。本日は、それを簡単に行うために、Admin SDK の Reports APIを使って Google Drive の監査ログ内のアプリ ID(originating_app_id)を取得する方法を紹介します。

現在、Drive Android アプリ、Drive iOS アプリ、Google Chrome、あるいは Google Drive のファイルを利用、変更、作成するさまざまなサードパーティ製アプリ(Smartsheet や Asana など)のうち、ログに記録されたユーザーのアクティビティの実行元をアプリで判別できます。これによって、組織内で利用されているアプリやその利用頻度、利用状況について詳しく把握できます。

ログに表示される App ID は数値である点に注意してください。アプリ名を取得したい場合は、Google Drive REST APIを使って別のリクエストを行う必要があります。Drive のアクティビティ リクエストを通じてすでに情報を取得している場合は、ログに originating_app_id が表示されているはずです。この情報を問い合わせる際に利用できる 2 つの HTTP リクエストを次に示します。

GET 
https://www.googleapis.com/admin/reports/v1/activity/users/userKey

または
GET 
https://www.googleapis.com/admin/reports/v1/activity/users/all/applications/drive

この新機能の詳細については、ドキュメントをご覧ください。皆さんや他の G Suite 管理者がドメイン内のアプリの利用状況を詳しく理解できるように、ぜひこの機能をコードに組み込んでみてください。皆さんが作るアプリを楽しみにしています。


Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

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